渡辺志保さんのケンドリック・ラマーのピューリッツァー賞受賞の話がとても良かった
ライムスターの宇多丸氏のラジオにHipHopライターの渡辺志保さんが出ていた. ケンドリック・ラマーのピューリッツァー賞受賞やビヨンセのコーチェラについて語っていたのが、最近のHipHop界隈の話題をうまく俯瞰できていてためになった.
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先日ツイッターでCoachellaのビヨンセのライブをyoutubeで観た感想として「過度に政治的」と言っているものを目にした. この感想を目にして残念な気持ちになった. 何が残念かというと, 日本にいると海外のポップカルチャーの文脈にとことん取り残されてしまっているということだ(そしてそれは僕も含む).
ポップカルチャーにはマイノリティだったり, 抑圧されていて生きづらいと思っている人たちを励ます力がある. そういった人たちに情報をしっかり伝えることが今の日本のカルチャー評論ではまだ足りていないように思う. 海外のポップカルチャーに興味があって能動的に情報を得ている人たちはそういった文脈にアクセスすることができる. しかし、そうでない人たちも海外のポップカルチャーの動きをもっと知るようになれないのだろうか.
ビヨンセのCoachellaライブについてはこのあたりの記事が詳しい